youtubeのコメントに色々と思ふ
時間がある時や寝る前など、ついついyoutubeで動画を見てしまいます。
私が好んでよく見ているのは、園芸系チャンネル。
お花や樹木の育て方を紹介している動画や、素敵なお庭を紹介している動画が大好きでよく見ます。
そして、もう1つの楽しみがその動画に視聴者が書き込んでいるコメントを読むこと。
それぞれの配信者によってコメント欄も様々。
英語のコメントがたくさんあったり、優しいコメントで溢れていたり、ユーモアあふれるコメントで盛り上がっていたり。
それを見て私も楽しい気持ちになったり、ちょっと笑っちゃったりするのもとても楽しいです。
しかし、やはりそんなコメントだけではないんですよね。
「なぜこんな事書くの?」と思うコメントもやはりあります。素敵なお庭の紹介動画に
「あなたのお庭は雑然としていて、全く素敵だと思いません」
「動画が長くて見る気になりません」
「汚い庭」
「動画にするために、庭にどれだけ時間を使ってるんですか?ヒマでいいですね。」
などなど。
こういうコメントを見る度に、これを見た配信者はどう思うだろうかと思って胸が痛くなります。
私も以前のブログで何度もコメントで絡まれたことがあります。
顔も見えない知らない人から個人攻撃されるのって、結構精神的にしんどいんですよね...。
あちらの言いたいこと(意図)も100%伝わらないし、私の言いたいこともあちらには伝わらない。
何度も何度もそういうことがあると、発信することが嫌になってきたりして。
応援してくれる人の方が多くても、攻撃的な言葉は1つでも凄いダメージがあります。
でも、こういう悪意あるコメントや誹謗中傷は、誰が見ても明らかに悪意があると分かる...適切な言い方かは分かりませんが、まぁ”分かりやすい嫌な奴・悪人”。
反面、それとは少し方向が違う厄介な人が増えてきたなぁ...と思ったりもします。
実際に見た園芸チャンネルでのコメントを例に出すと...
無農薬で園芸をしていると公言しているガーデナーさんに「素敵な寄せ植えですね。でも寄せ植えするなら、ちゃんとオルトラン(殺虫剤)を使った方がいいと思います。」としつこく言ったり、
それとは逆に、虫が苦手というガーデナーさんがオルトラン(殺虫剤)を使っていると「あなたは殺虫剤を使い過ぎだと思います。環境のことをもう少し考えた方がいいと思います。」としつこく言ったり。(使っているのは別に適正な範囲だと思う量なのに。)
そしてとても驚いたのは、個人のお庭を映している動画に「こんなに段差のある庭は危険です。私は足が不自由なので、こういう映像を見ると危険で不快になります。世の中はバリアフリーが進んでいるので、こんな危険な庭はやめてください。」というコメントがあり、唖然としてしまいました。
そして、なぜかおすすめで流れてきた”(夫側の)ジジババが張り切って赤ちゃんのお世話をする様子を映した動画”のコメント欄には
「こんなにジジババに赤ちゃん触られて、奥さんがかわいそう。」
「旦那さんは奥さんの気持ち分かってますか?」
みたいなことがたくさん書かれていました。(孫を溺愛している普通のジジババの映像でした。)
たぶんですけど...そんなコメントを書き込んでいる人は、動画の中のジジババ⇒自分の舅・姑に、そして動画に映っている妻⇒自分に、重ねてしまっているんだと思います。
これらが厄介だなぁ...と思うのは、コメントしている人が「あなたのために言っています」的な、まるで「善意で言ってあげています」というところ。
他人の言動で気になっちゃうことは、誰しも必ずあると思います。
でも、日常生活を送っていて「ちょっと...」と思っても、直接本人に言うなんてことあんまりないですよね。(どうしても合わないと思えば、そっとフェードアウトしちゃえばいいし。)
だけどネットでは匿名だから...過剰な正義マンや不謹慎狩りで、知らず知らずに相手(個人)を攻撃してしまうのかな。
どうしても思うことがあればそっと自分のブログやSNSに書けばいいのに。
わざわざ本人のところに書き込まなくてもいいのになぁ...と思います。
何にせよ、あまりにも強い「〇〇すべきだ」・「〇〇すべきでない」という気持ちは、他人だけではなく自分も傷つけるので気を付けないといけないよ、と40歳を超えた私は経験上思うのです。