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やっぱり輸血することになりました

miki*

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ステロイドを倍量に増やして、どうにか輸血をしなくてもいいように...と願っていました。




今朝1番に動物病院を受診し血液検査をしたところ...輸血を回避するほどの貧血の改善はありませんでした。(1%上昇)

なので予定通りそのまま輸血を行うことになりました。

何も起こらなければ、今日の20時頃にお迎えです。


実は、ギンジも輸血をしていただいたことがあります。

健康診断の血液検査で重度の貧血が分かり、検査の結果その貧血は「血管肉腫」という悪性腫瘍によるもので、そのまま緊急手術になりました。

ただ、手術に耐えられるような状態ではなかったので輸血を行ってから手術をしました。

その時は、病院の供血犬のスタンダードプードルのリンちゃんから血液を分けてもらいました。

おかげで一命をとりとめることができ、私はそれから3か月間ギンジと一緒に過ごすことができたことで、時間をかけてギンジとのお別れを受け入れることが出来ました。

あの時ドナーになってくれたスタンダードプードルのリンちゃんには、どんなに感謝しても足りないと思っています。


そして今回モモコのためにドナーになってくれたのは、病院にドナー登録してくれていたバーニズマウンテンドッグさん。(個人情報のため、お名前は非公開だそうです。)

急なお願いだったため、飼い主さんが朝病院まで連れてくる時間がなくて、病院のスタッフさんがおうちまで迎えに行ってくれたそうです。


病院の先生も言っていましたが、大型犬の飼い主さんには特にドナー登録のお願いをしているそうですが、なかなか難しいそうです。

そりゃそうですよね。大切な大切な愛犬に負担をかけることになるのですから。

だから、今回モモコのためにドナーになってくださった飼い主さん、ワンちゃんの事を思うだけで何度も泣けてきます。

本当に本当にありがとうございます。


バーニーズさんは、飼い主さんが夕方お迎えに来るとのことだったので、私はモモコを病院に預けて1度家に帰り、感謝の気持ちを手紙に書きました。

そしてドナーのワンちゃんのために、おやつとおもちゃをたっぷり買ってもう一度病院へ。

飼い主さんがお迎えに来たら渡してもらえるよう、病院にお願いしてきました。

本当はお礼の気持ちとして現金をお渡ししようかと思っていたのですが...ネットで調べると「現金をもらうと恐縮する」という意見が結構あったので、受け取ってもらえなかったらいけないと思い、わんちゃんのおやつとおもちゃにしました。

お肉系のレトルトやおやつをたっぷり買ったので、たくさん食べてモモコにくれた分の血液を早く復活させて欲しいと願っています。


動物には血液バンクがありません。

動物病院が供血犬を飼ったり、独自でドナーの確保をしているありますが...それでも足りないのが現実だそうです。

そんな中、ドナー登録してくれている全国のわんちゃん・猫ちゃん・飼い主さんに心を込めて伝えたい。

本当に本当にありがとう。

大切なパートナーたちの大切な血液を分けてくれてありがとう。

あなたたちは、輸血を必要としているペットを抱えた私のような人達のヒーローです。命の恩人です。


モモコは保健所から引き出してくれたボランティアさんによって、命を救っていただきました。

そして今回は、優しいバーニーズと飼い主さんに命を救っていただきました。

今後、どのような経過をたどるか誰にも分からないのですが、それでも繋いでもらった命を精いっぱい生きることを約束します。
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最終更新日2022-05-24
Posted by miki*