部活の引退
中高一貫校に通っているマル子は、入学してすぐからバドミントン部に入っています。
超絶弱小部活のため体育館での立場は弱く、いつも隅っこで練習しているそうです。(うちの学校では剣道部が強いので立場が強い!)
そんな感じなので人数も少なく、大会があれば全員出れます。
しかし...超絶弱小部活なので、ほぼ全員が1回戦敗退します。
そのため大会当日は早々に帰路に就くので、みんなで公園でランチしたり...とにかく男女・学年関係なく仲のいい部活です。
そんな部活も高校3年生になり、引退するときがやってきました。
この5年間、何度も大会に出たのに1度も買ったことがないマル子。
最後の試合は絶対に勝ちたい!ということで、試合1か月前からは遅くまで練習していました。
大会はゴールデンウィーク。(コロナの影響で見に行くことはできませんでした。)
私は正直あまり気にならなかったのですが...連休で帰宅していた夫は「もう終わったかな~」とずっとソワソワ。
しかし娘からは何の連絡もなかったので、早々に負けたのかな...と思っていました。
しかし、夕方帰ってきた娘は満面の笑みで
「1回戦勝ちましたー!!最後の試合で初勝利!!」
と、まるで優勝したくらいのテンション。
思わずそのテンションに、夫とともに大きな拍手で娘を迎えました(笑)
試合が終わった後に簡単な引退式があり、後輩たちが高3生の部員1人ずつにメッセージを書いた色紙を渡してくれたそうです。
おかげで、涙涙の引退になったようでした。
いい仲間とも出会えたし、自分が決めた部活を最後まで頑張ることができ、そして最後に初めて勝つこともできた。
なんだか青春だよね。
娘の机の前のホワイトボードには、ユニフォーム姿で皆で肩を組んでいる写真が飾られています。