娘、17歳のお誕生日
少し前になりますが、娘マル子が17歳になりました。
いや~、毎年毎年思うけれど...早すぎ。
同級生たちは、早い子で来月18歳になり成人です。
マル子が9歳になった時の過去記事がありました。
9歳ということは、小学校3年生。
体はあまり大きくならなかったけれど、驚くほど大人になったと感じます。
当時の私は、近所の事と道路遊びに本当に悩まされていていました。
我が子に道路遊びを一切させなかったため、マル子は近所の子との接点は全くなく顔も名前も知らない子がほとんどです。
そして私は、自分が近所とかかわりたくない一心で、娘の小学校は越境通学を選択したので、マル子は全く知り合いのいない小学校へ通うことになりました。
当時はそれも、子供に対して申し訳なく思ったし、とにかく自分は皆と同じことが出来ないダメな母親で、そのせいで子供が不幸になったらどうしよう...そればかり考えていました。
仕事中、帰宅時間が近づくと動悸がして汗が止まらなくなり、休日は道路からの騒音で家にいられない日々。
そして、周囲からの「(一人っ子・近所に友達いない・小さい頃から母親がフルタイム)でかわいそう」という言葉にひどく傷つき、見えない将来に対して漠然とした不安を感じていました。
あの頃を振り返ると、常にストレスを抱えてイライラもしていたと思います。
今過去の自分に会えるなら、そんなに思い悩まなくて大丈夫だよって全力で言いたい。
でもそんな風にそう思えるのは、近所と関わりがなくても何の問題もなかったことが分かり、マル子があの時私が思い描いた「不幸な我が子」ではないし、誰かが言った「かわいそうな子」ではない、と思えるからだと思います。
お誕生日に日付が変わってすぐ、娘にお祝いのラインを送って寝ました。
朝起きると返事がきていました。
ありがとう。
産んでくれてありがとう。
今年は大学受験。悔いのないように頑張る。
1度きりの大切な人生、全力で生きるよ。
17歳の誕生日を迎えさせてくれてありがとう。
あの頃の私、よく聞け。
あなたはよく頑張った!
あなたの娘は、しっかりと自分で道を切り開き、反抗期もしっかり通り、素直にまっすぐ育ち、たくさんの仲間に囲まれて楽しく学校生活を送ってる。
そして...あなたのおかげで私は今心穏やかに暮らせてる!
あの頃の自分、そしてすくすく育ってくれた娘に心から感謝した1日でした。
娘と一緒に暮らせるのはあと1年。
この1年をしっかりと胸に焼き付けておきたいと思います。