高齢者ドライバー
近所で立て続けに2件、高齢者ドライバーの事故を近所で見ました。(うちの住宅地は、私の住む新興住宅地と古い住宅地が隣接していて、その古い住宅地での事故です。)
1件は70代くらいの男性、もう1件は70代くらいの女性。
男性の方は、自宅の車庫にバックで入れる際に、頭を振った時に前の家の壁にぶつけていました。(ギアをバックに入れ忘れた感じ?)
自分の車のライトは割れ、大きく凹んでいました。ぶつけられた壁も部分的に破損。
なのに、何日も割れたライトの破片を片付けもせず放置していました。(ちなみに、この家は男性の1人暮らしで、ゴミ出しマナーも悪いです...)
そして女性の方は、自宅車庫にバックで駐車する際に自宅のフェンスにぶつけていました。
車は大きく凹み、フェンスも土台のブロックから大きく破損。フェンスを全面的にやり替えました。
この2人には共通点があります。
①高齢者ドライバーであること
②入れ慣れた自宅車庫での自損事故
③事故の後、新車を購入した
幸い2件とも、被害者はいませんでしたが....それでもまた新しく車を買って運転するんだ...と驚きました。
母の知人の90歳の高齢男性も、先日免許の更新を行い新車を購入しました。そして、その2週間後くらいに交差点で事故を起こしたそうです。(一時停止しなかった。)
相手の車には、若いお母さんと小さな赤ちゃんが乗っていました。
本当に幸いなことに、けが人はいませんでした。
高齢男性本人は、事故を起こしたことで結構ショックを受けていたそうですが...結局運転はやめていないそうです。
この方は会社社長でお金もあるので、母は何度も運転手を雇うとかタクシーを使った方がいいと言ったそうですが、自分の思った時間にすぐに行動したい(タクシーや運転手が到着する時間が待てない)と言い聞きません。
母はその高齢男性の息子さんも知り合いなので、もう運転させるの止めた方がいいと言ったそうですが返ってきた言葉は
「分かってるけどねぇ~。言っても聞かないし。」
高齢者ドライバーの事故は度々問題になりますが、多くの人にとってかなり身近な問題だと思います。
私が住む地方では、確かに車がないと生活は不便ではありますが...公共交通機関もあるし、スーパーの宅配などもあります。
なので、日常生活にはあまり困らないと思います。(今までよりは自由な行動がしにくくなるかもしれませんが。)
結局1番の問題は本人の意識だと思うんですよね。
自分はまだ大丈夫。自分は年寄りではない。
これが1番の問題だと。(それに「不便になる!」がプラスされる。)
だから、とても難しいんですよね。
人の意識を変えるのなんて、本当に難しいですから。
立て続けに高齢者ドライバーの事故が身近にあり、なんだか考えさせられました。