病理検査の結果
モモコの病理検査の結果が出ました。
結果は...
やはり悪性腫瘍(肥満細胞腫)でした。
細胞診の時に、可能性大と言われていたので覚悟をしていたつもりでしたが、結構ショックでした。
腫瘍はしっかりと取り切れていて、悪性度は低い...ということが不幸中の幸いでした。
しかし、悪い細胞が散っているかどうかは見えないので分からないため、先生としては分子標的薬の服用を勧めるとのことでした。
この分子標的薬は、ギンジの悪性腫瘍の時にも使いました。
抗がん剤は、正常な細胞までダメージを与えてしまうのですが、分子標的薬は癌細胞にのみ作用してくれます。
そのため副作用も起こりにくく、犬の体の負担も減らせます。
抗がん剤は効果も大きいけれど副作用も大きい、分子標的薬は効果は抗がん剤には劣る(使える種類の癌が限られている)けれど、副作用は少ない、という感じです。
この分子標的薬、少々お高くて1か月分で3万円です。
そして、いつまで続けるか現段階では分かりません。
もちろん、すぐに投薬を始めることを決めその日からお薬を飲み始めました。
現段階では手術がうまくいったこと、転移は見られないことから、今すぐにどうこう...ということではなさそうでした。
しかし、再発が多い病気なので今後もボディーチェックをして、ちょっとでもデキモノを見つけたらすぐに来てくださいとのことでした。
「場所的にも大きさ的にも分かりにくかったのに、とても速い段階でみつけてくれたから本当によかったです。」
と言っていただきました。
第一発見者のマル子を「モモコの命の恩人だー!」と褒めたたえておきました・笑
モモコさんは、今のところ薬の副作用もなく食欲旺盛で元気です。
みなさんも、ペットさんにデキモノ(固く小さなおできみたいなものや、柔らかく虫刺されみたいなものなど、見た目は様々です)を見つけたら、すぐに病院で診てもらってくださいね。
しばらく闘病生活にはなりますが、いつもどおりモモコのペースで暮らしたいと思います。