朝9時に預けて、午後6時にお迎えでした。
モモコは「肥満細胞腫」という悪性の腫瘍の疑いがあり手術をすることになったのですが、この腫瘍はしっかりとマージンをとって切除する必要があります。
なので、デキモノ自体は小さなものでも傷跡は結構大きくなります。
しかし、先生がキレイに縫合してくれていたので傷口の痛々しさなどは全くありませんでした。
迎えに行った時は、麻酔の影響でヨダレがダラダラ。
私のことも「分かってる???」って感じでしたが、家に帰るとしっかりご飯も食べました。
モモコ自身が全く傷口を気にしないことと、そもそも自分の口や足が届く場所ではないので、カラーは外して生活しています。(綿素材の服を着せています。)
手術当日、翌日の午前中は少し元気がない様子でしたが、午後になると尻尾も上がり...いつも通りおやつを催促し、晩御飯もペロリと食べました。
とりあえず一安心。
あとは、病理検査の結果を待つのみです。
ここからは余談。(というか、わたしにとってはこっちが本題・本音。)
モモコは臆病なので、私がいないという不安や緊張で、スタッフの方たちを噛んだりしないかとても心配でした。
普段から全く狂暴ではないし、今まで病院で暴れたこともない。
もちろん誰かに噛みついたこともありません。(私は、吠えたところに顔を近づけてしまい歯が当たってしまったことが1度ありますが。⇒愛犬に鼻をかまれる)
それなのに、なぜ不安に思うのかというと、私が極度の心配性なのとモモコが犬だから。
普段は穏やかな子でも、言葉は通じないし何をされるかも分からない状況で、パニックになったり攻撃してしまうことが絶対にない...とは限らないと思うんです。
しかも、モモコは15kgという大きさなので、もしものことがあったら大怪我につながるわけで。
なので、手術の同意書と一緒に「モモコのトリセツ」を書いて一緒に渡しました。
・突然の出来事が苦手なので、声をかけてから処置してください。
・「おりこう」の声掛けが好きです。
・「ステイ」の声掛けで動きを止めることが出来ます。
・普段は暴れたりしませんが、念のために処置はカラーをつけてしてください。
手術前には様々な検査があるので、そのための処置と術後もカラーをつけてもらうようにお願いしました。
モモコを預けてからも、「大丈夫かな??」とソワソワしてしまうので、お迎えまでの間一心不乱で家中を掃除しました。(おかげでおうちがピカピカになりました。)
そして、お迎えに行くと....
先生の手に絆創膏が!!!
朝預けたときは先生に会いませんでしたので、その絆創膏が朝からあったのか分からず...。
手術の説明が途切れたところで聞いてみました。
「先生、あのーその手の傷は...うちのモモコではありませんか?」
すると先生はキョトンとした後に
「えっ?あーコレ??違いますよ!モモちゃんは緊張してケージの隅っこにいましたが、ずっと大人しくしていましたよ。モモちゃんは大人しい子ですよ~!」
と笑いながら言われて、涙が出るくらい安堵しました。
しかし、極度の心配性の私は家に帰ってから「あれは本当かな?私に気を使ったのではないかな?」と、ずーっとグルグルと考え続けてしまいました。(帰り際に、なんの躊躇も保定もせず、先生はモモコのヨダレをガシガシと拭いていたので、たぶん本当にモモコではないと思います。)
こういうの、分かってくれる人いるかなぁ?
私は人に対してもこういう事がとても多いです。
「よかれと思って言ったけど、相手はその通りに受け止めてくれたかなぁ?」
「あの言い方って、違う風にもとれるよな...もしそうやって受け取られてたらどうしよう」
と、本当の事なんて分からないのに、しばらく引きずってしまいます。
ほぼほぼ考えすぎなんでしょうけどね。
それでも、私はいつも「最悪」のことを考えて心配になったり不安になったりしてしまいます。もはや癖なんでしょうね。
そして、心配に心配していた手術前日の絶食絶飲問題!
何日も前から憂鬱でしょうがなかったのですが...こちらも全く問題なく。
いつも通り6時に起こされましたが「まだだよー」と言って無視していると、モモコも二度寝したみたいで。
その後何の問題もなく、散歩に行って病院に行きました。
もういいかげん、この極度の心配性辞めたい...そんな風に強く思った1日でした。