まさか...モモコにも腫瘍が見つかりました
昨日の夜、娘マル子が言いました。
「モモコの胸に何かあるよ。」
前足と前足の間(人間でいうと胸の谷間くらいのところ)にデキモノみたいなのがあると言うので、触ってみたけれど・・・分からない。
何度も「ここだよ!」とマル子に教えてもらってやっと分かりました。
皮膚が”たゆんで”いる場所なので、とても分かりにくいのですが...確かに柔らかい脂肪の塊みたいなのがありました。
皮膚表面にあり、コリコリもしていないので脂肪種(脂肪の塊の良性の腫瘍)かな?と思ったのですが、念のため今日病院に連れて行きました。
先生も分かりにくかったみたいで、何回も確認して「あ、あるある!」と。
念のため、針を刺して細胞を採取する「細胞診」をすることになりました。
病院に行く前に、なんとなく細胞診するかも?と思ってエリザベスカラーを持参していたので、カラーをつけてスタンバイ。
今までに病院で暴れたことはないんだけど、デキモノの場所が顔側だったので万が一、暴れたりした時の安全のために。
しかし、飼い主の心配もよそに、おねいさん(看護師さん)と私に保定され微動だにせず、2回の細胞診に耐えました。
そして診断は...
「脂肪細胞腫という悪性腫瘍の可能性が高いです。早めに切除したほうがいいです。」
という思いもよらない先生からの言葉に、一瞬息が出来なくなりました。
脂肪細胞腫にはグレード1~3まであり、そのグレードによって悪性度が変わります。(「脂肪」とつきますが、太っているとかいないとかは関係ありません。)
グレード1なら、腫瘍の切除だけで予後は良好らしいのですが...グレード3なら非常に予後が悪く残された時間は数か月、ということもあるそうです。
もちろん手術は即決して予約してきました。(最速の日程で予約しましたが、今月の下旬になりました。)実際腫瘍を切除して、それを病理検査に出して正確な病名・グレードが分かります。
あまりにも突然のことで、かなり動揺しています。今も息が苦しいです。
実は、5日ほど前にギンジの夢を見ました。
それは、最後のお別れの場面の夢。
大きく伸びをして、スッと力が抜けたギンジを抱いて泣いている夢でした。
余りにも悲しい夢で、起きてすぐにモモコを抱きしめて「モモちゃんは長生きしてよ...」と言ったばかり。
どうかどうか、まだまだモモコと一緒にいられますように。