メディアとの付き合い方
大阪の放火事件や神田沙也加さんの死。
きっと日本中多くの人の心を痛めた出来事だと思います。
私も、この2つのニュースを見聞きするたびに心が痛み、そしてざわつく様な...強く心を握られているような感じがします。
マイ・フェア・レディの「だったらいいな」を、本当に素敵に歌う映像が流れる度に涙が出そうになります。
淡いピンクの小さな骨袋を抱いたご両親の姿を見たときは....なんと言ったらいいのか、言葉にならないというのはこういうことなのだなと思いました。
もし自分の娘が...と考えるだけで苦しくなり、自分はその先の人生を生きていくことができるだろうかと思います。
そして、年間の自殺者が約3万人と言われているということは、その中には子を亡くす人がどれだけいるのだろうと思いました。
報道を見る度に、そのようなことを考え心が動かされていると...ちょっと自分の心が引きずられていることに気づきます。
やる気が出なかったり、なんだか苦しい気持ちになったり。
東日本大震災の時や、コロナが流行し始めた時も同じような感じになりました。
目から入る情報というのはとても強く、知らず知らずに強い不安を感じたりするんだなと改めて思いました。
働いているときは、テレビを見るのは朝夜の1時間程度でしたが、今はずーっと見ることもできます。
しかしTVをつけていると、朝から晩まで同じようなことを繰り返し流し、悲しい出来事をセンセーショナルに、より悲しくなるように演出。
コメンテーターと言われる人たちが好き勝手無責任に言う。
これは、見ている人の心に結構な影響を及ぼしてしまうと思います。
なので、しばらくは日中はワイドショーなどは見ないことにしました。
情報やメディアとの付き合い方や距離感って、自分の心や時間を守るためにも本当に大切だと思います。