私、こんなに苦しかったよ【episode1】
最近、立て続けに深刻なご相談のコメントを頂きました。
個別にお返事させて頂こうと思ったのですが、伝えたい事がたくさんあるので、記事にしてみることにしました。
毎日、住宅街の道路で繰り広げられる井戸端会議が苦痛。道路遊びが苦痛。
そして、近所に馴染めなくて辛い。
この住宅地に引っ越してきてから、ずっとそう思いながら過ごしてきました。
辛い・・・辛い・・・苦しい・・・消えたい・・・
毎日、毎日そう思いながら暮らしていました。
外から声が聞こえてくるだけで、心臓がドキドキドキドキ・・・・
そして、イライライライラ・・・・
カーテンの隙間から外を覗いて姿が見えたらまたイライライラ・・・
道路に広がって遊ぶ子供と、円陣を組んで長時間話している井戸端集団で出来た花道。
そこを通ろうもんなら一斉にこちらをジロリと見て迷惑そう。
そんな中、頭を下げながら通る。
心臓は今にも張り裂けそうなほどの動悸で、ハンドルを握る手は汗だらけ。
そんな生活をしているうちに、家の出入りまでが出来なくなり、家を出るときは、カーテンからの確認はもちろん、洗濯物を干すふりをして、ベランダから遠くの道路まで確認してから。
そうやって確認して家を出れたとしても、PM3:00~PM7:30 は、家に帰れなくなりました。
帰ってゆっくり過ごしたいのに、やりたい事もたくさんあるのに、それでも帰れない。
ものすごく苦痛でした。
帰れないから、食事も家で取れない事も多く、娘と2人でよく外食していました。
1日中降り続く雨の日だけが、私の心の支えでした。
そんな生活を6年以上。
当時は辛くて、もうその事だけを考えていて、先のことなんて全く考えられず、一生こんな気持ちで暮らすのかと思っていました。
もうダメだ・・・と何度も何度も思いました。
そんな私ですが、今では毎日家に帰っています。
あの道路遊びと井戸端の花道を通って。
自分でも信じられないけれど。
こんな日が来るなんて全く思っていなかったけれど。
「子供が大きくなったらだんだんなくなるよ」「気にしすぎだよ」って何度言われた事か。
そんなこと頭では分かってる。
だけどそんな言葉は、あの当時の私にはなんの解決にもならなかったのが事実。
だから、苦しかったあの頃の自分の経験を元に、どうやって今ままでこれたか、を書かせて頂こうと思います。
同じように、苦しんでいる方々の為にも。
- 次へ続く -
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