その時のボスが私は今でも苦手です。
子供3人を放牧し、自分も毎日3~4時間ほどお外で井戸端会議。
仕事をしながら、なぜそんな時間があったのかは今も謎です。
私がこの人のことを苦手な理由の1つは、質問攻めにしてくるから。
過去には、私の仕事や夫の勤務先(会社名まで聞いてくる)、住宅ローンの残高などなど、かなりプライベートなところまで聞いてきます。(濁しても何度も聞いてくる。)
そんなボスに5年ぶりくらいに会いました。(ちなみに5年前に会ったときは、マル子の進学先をしつこく聞かれました。)
いつもは日が暮れて暗くなってからモモコ(犬)の散歩に行くのですが、今日は秋風が気持ちよかったので16時くらいに行きました。
いつもよりも遠回りして気持ちよく歩いていたら、後ろから声を掛けられました。
振り返ると、子犬を抱っこしたボス。
「私も犬飼ったんだー」
と笑顔で言われたときに、私はちゃんと笑顔だったかは分かりません。
うわー、なんで会うの...とこの時間にこの道にいたことを後悔しましたが、彼女は相変わらずのマシンガントーク。
「あれ、ミキさんのとこって犬2匹いたよね?」と聞かれて
「あぁ、そうなんです。1匹は死んじゃったんです。」と答えると
「え、寿命?」
もうこの時点で、やっぱこの人メンドクセェと心の中で思います。
「まぁ...11歳だったんで...」と言うと
「11歳って寿命?」と聞かれたので
「あ...病気です。ガンでした。見つかってからあっという間に逝っちゃって...」と答えたところでやっと
「そうなんだ...うちの子(子犬)は家に来たばっかりでまだ4か月でぇ...」と自分のことを話し始めました。
会えば、私のように普段全く交流がない人にでもかまわず質問攻め。
言い換えれば、超絶コミュ力高い人なんだと思う。
そして、子供3人、猫7匹に新しくトイプードル1匹。
彼女のことは物凄く苦手だけど...きっと私なんかよりもいろんな能力が高く、生きやすそうで心底「凄いな...」と思いました。
そして、モモコに向って「お互い(自分の犬とモモコ)長生きしようね~」と言って颯爽と去っていきました。