思ったこと

近所の高齢犬のこと

近所に高齢の中型犬がいます。

正確な年齢は知らないのですが、ギンジがうちに来るよりも前からいるので12歳以上だと思います。

その犬が、半年くらい前から急激に衰えて自分で立てなくなりました。


なぜ交流がない家の犬のことを知っているかというと、その子はお外にいるから。


今年の暑かった夏も、雨の日も...固い床にタオルを一枚引いて寝ています。(屋根がある場所ですが、小屋などはありません。)


最近では排せつが難しくなったのか、おむつをしてペットシーツを敷いた上で寝ています。

その姿を見る度に胸が痛みます。




ずっとお外で暮らしていた犬は、家に入れようとしても嫌がることがあると聞きます。(個人的には、そういう子でも介護状態や歩けなくなったら家に入れてあげて欲しい...)

しかし、近所のその犬は元気な頃から1日に何度もガラス戸をカリカリして、家の中に入れて欲しいような感じだったので、家の中が嫌いなわけではないと思います。


飼い主は70歳前後の女性。

朝晩の散歩は毎日行っていたし、ごはんもちゃんとあげているし、もちろん虐待しているわけではありません。

その人なりに飼い犬を大切に思っていると思うし、そのくらいの年齢の人からしたら「犬は外で飼う」ことが当たり前なのかもしれません。


でも、年老いて立てなくなったその老犬を想うと...快適に過ごせる室内に入れて、ゆっくりと一緒の時間を過ごしてほしいと、いつも胸が痛くなります。
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( 最終更新日: 2022.01.17 Mon )