昨日、児童クラブにマル子のお迎えに行った時の事。
めずらしく、駐車場にも人がいなくて静かでした。
車にマル子を乗せて私も乗ろうと思ったとき...
「やめてや~」という子供の声が聞こえたので、見渡すとグランドの隅に小学生の男の子3人。
1人の男の子が仰向けに地面に寝かされていて、2人が足と顔を羽交い絞めにしていました。
最初は、ふざけているのかな?と思ったのですが、ふざけているにしてもちょっとな...と思ったので走って近寄ると、頭を押さえつけていた子が私に気づいて手を放しました。
で、手を抑えていた子が足を押さえてる子に「もうやめろや」と言っていましたが...聞こえていなかったようで、続行。
そこへ「あんたら何しよるん?!」と私が声をかけると、やっと手を放しました。
よく見ると寝かされていた子は泣いていたので、もう一回少し強い口調で「何しよるん?!」と聞くと
男児「遊んでました。」
私「嫌がっとるやん。これが遊び?あんたは、同じ事されて嬉しいと思うの?」
男児「思いません。」
私、「じゃぁ、遊びじゃないよね?」
男児「はい。」と。
「こういうことはしたらあかん!この子の制服が泥まみれになっとるやろ。」と言って、寝かされていた子の服の泥を払ってあげると
その子は小さな声で「ありがと」と言って、走って帰ってしまいました。
残されたいじめっ子に、もう一度「自分がされて嫌なことは、他の子にもしたらあかんよ!」と言うと、返事をしてその子たちも帰って行きました。
制服がマル子の学校とは違っていたので、同じ学校の子ではないようでしたが...なんだか考えさせられるというか。
本当は3人仲良しだったのだろうか?
おふざけの延長だろうか?
男の子を育てたことがない私には分からなかっただけで、小学生男子とはあんな感じで遊ぶんだろうか?
私は余計なことをしたのだろうか?と。
でも、小さな声で言ってくれた「ありがと」はやっぱり「助けてくれてありがとう」だったんだよね?とか。
なんか色々考えちゃったけど、一部始終を車の中で見ていたマル子が「あの男の子、嬉しかったと思うよ。私、あんな事されたら嫌だもん。」と言ったので、
まぁ何にせよ、おせっかいおばちゃんでいっかーと。
結局考えるよりも、先に行動しちゃう所は昔から。
結果めんどくさい事に巻き込まれる事も多々あるけど、自分で自分の憎めない所でもある。
あの泥まみれの子の本当の気持ちは私にはわからないけど...
あの子が今日は笑っていたらいいな。