今、思うこと
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たくさんの方が読んでくれたんだなぁ、と思っています。
私とて、"引っ越しは4年後を目標に・・・"なんて思える日がくるなんて思っていませんでした。
とにかく1日でも早く、引っ越したい!!ここから1秒でも早く出ていきたい!!
そんなことばかり考える日々でした。ここまでくるのに6年以上かかりました。
とにかく、少しでも外から声が聞こえると、
ほかの人にも聞こえるんじゃないかと思うほどの動悸がして、とにかくイライラ・・・
カーテンの隙間から外を見て、
「○○さんと○○さんと・・・が井戸端してる・・・」と思ったり、
その子供たちが道路で騒いでいるのを見て、自分の子はこれでいいんだろうか、と思い悩みました。
子供の笑顔が苦しくて、自分は母親失格なんだろうと自己嫌悪に陥りました。
平日は保育園に子供を迎えに行ってから、温泉や実家に寄ったりして時間を潰して夜8時まで帰らない。
休日は朝9時~夜8時まで出かける、そんな日々でした。
当時は、もう心身ともにボロボロで、友人たちに会っても近所の愚痴を言う。
でも、結局皆「うわ~やだねぇ~。気にしないほうがいいよ~」くらいの軽い反応でした。
そんな友人たちの反応を見て
「あぁ・・・こんなことでここまで気にするなんて自分だけなんだ・・・」
と落ち込みました。
夫が帰ってくると、「今日はこんなに酷かった」と毎日報告していました。
それが原因で、よく喧嘩にもなりました。
でも・・・今振り返って、そんな時間が自分にとって「必要なかった」とは思わないんです。
無駄な時間だったかもしれません。そりゃ、ないほうがいい経験だと思います。
大借金して買った家。
引っ越してからずっと快適に過ごせれば言うことありません。
だけど、本当に月並みだけど、強くなった気がします。
人は人だから・・・と、前よりは思える。
誰ともかかわらずに、生きてるわけじゃないんだから、
たった1つのコミュニティ(近所)くらい、いいじゃない!!って思えるようになりました。
そして、子供時代・青春時代共に、人付き合いにそれほど苦労せずに大人になった私。
もし、この経験がなければ、これから先マル子に
群れる = 友達が多い = 良いこと
一人(群れない)=さみしいこと
というような、勝手な価値観を押し付けてしまっていたかもしれない。
私はきっとここに引っ越してくるまで、頭のどこかでそう思っていて、
だからこそ「親としてこんなんでいいのだろうか?こんなことになったのは私のせいだろうか」
と思い悩んだんだ!と。
今までは、たまたま心地いいお付き合いばかりで、
自分が属しているコミュニティで"孤独"や"なじめない"というのがなかった。
というか、心地悪ければ、さっさとそのコミュニティを離れてた。
そうすれば、その後のことなんて気にならないし。
でも、持ち家ってのは、動けないから見えちゃうんだよね。自分以外の人たちが。
自分がそのコミュニティに属していないのが、おかしいかのように見える。
だって、皆すごく上手に、深く付き合ってるように見えるから。
それが迷惑だと思う自分の方がおかしいって思えて苦しかった。
自分の人生、自分が選んで生きていけばいい。
ずーっと1人は寂しいけど、気の合う人や一緒にいて落ち着く人を見つけて心地いいお付き合いをすればいい、と今後マル子に教えていきたいです。
1人=孤独ではないんだよ。それは、たった1つのコミュニティでのことだから。と。
そして、私が思い悩んでる間にもどんどんマル子は大きくなり、
最近、なぜか、ふといろいろな事を思い出して泣きそうになります。
それは、とても何気ないことで。
帰りたくないので、保育園の帰り道に遠回りしてたこと。
その遠回りの帰り道にあった、花のつぼみが咲くのを、2人で楽しみにしていたこと。
休日の朝、焼き立てのパンをパン屋さんで買って、海辺で食べたこと。
遠くの街のお祭りに行ったこと。
遠くの街にまでわざわざ映画を見に行ったこと。
そして、よく行った温泉の露天風呂で、沈んでいく夕日を何回も見たこと。
今思うと、1つ1つが宝物です。
だから、悩んだ日々にも感謝。
嫌な事もたくさんあったし(今もあるけど)死ぬほど悩んだし、たくさん泣いたけど...
だから、今がある。
そう信じたいです。
とても長くなってしまいました。。。
とにかく今思うこと。
意外にも、自分の中の価値観が自分を苦しめてることがあること。
この過ぎていく日々はもう取り戻せなくて、その中には宝物になる日常があること。
いくら自分が立ち止ってると思っていても、しっかりと時間は動いていて
そんな時間に押されて、実はちゃんと進んでるってこと。
だから、自分を助けれくれるのは、やっぱ自分だってこと。
私だって、ここにいる限り、嫌だと思うことには変わりないと思います。
だけど、なるべく希望を持って、前に向いて頑張ります。
ネガティブな感情は、とても強い力で私を引っ張るけれど、負けないように。